米国北西部オレゴン州を主に自生する米桧は日本のヒノキに非常に近い性質を持ち、木材もよく代用されるのですが、香りもとても似ています。
米国先住民の間で昆虫撃退や皮膚、毛皮の保護などに使われてきました。日本でも既にダニ、ゴキブリ、蚊などを寄せ付けない防虫効果が認められ、シロアリに対する禁忌効果についても新しい材料として、かつ人体に無害で環境に優しい材料として注目されています。
米杉、ニオイヒバともよばれるウエスタンレッドシダーはカビに強く、腐りにくいことからトーテムポールやカヌーとして使われ、カナダ先住民は煎じたものを肺炎・風邪・腹痛・頭痛などに用いてきました。
また、その芳香が蛾とハナマルカツオブシムシ幼虫をはばむため納戸の内壁材として使われています。γヒノキチオールを中心に、ヒノキチオール含量85%を含有する精油です。
台湾にのみ生育する台湾ヒノキは、「ヒノキチオール」が発見される元になった樹種です。台湾でも資源保護の観点から採取が制限されていますが、弊社は継続的に入手できるルートを確保しております。
抗菌作用を持つヒノキチオールは、日本のヒノキには含まれておらず、この台湾ヒノキに含まれております。ヒノキチオールには、細菌類、カビ類、ダニなどの増殖を抑える力があり、「におい」だけでも抗菌効果があることが弘前大学の研究で確認されています。
日本のヒノキ精油に比べ渋みと深みを感じる香りで、森林浴をしているようなリラックス効果とリフレッシュ効果が期待できます。
吉野ヒノキは丈夫で虫がつきにくく、節のない美しい無地の建材として古より愛用されており、日本最古の木造建築法隆寺をはじめ多くの寺社仏閣で使われています。
天然木の香りはそれだけでも清々しく、樹木の香り成分、「フィトンチッド」が多く含まれ、森林浴効果が期待できます。 奈良吉野の森で大切に育てられたヒノキから抽出した100%天然精油です。
木曾ヒノキ、秋田スギと並んで日本三大美林の一つ、日本固有の樹種「青森ヒバ」は、ヒノキ科アスナロ属の針葉樹で、和名をヒノキアスナロといいます。
優れた殺菌・抗菌作用、さらに抗真菌(カビ)、ダニに効果があると言われているヒノキチオールという成分が多く含まれ、その香りは人を和らげ、落ち着きを与えるアロマ・リラクゼーション効果があります。
ビャクシン(柏槙)とも言われる息吹は、沿海地に点々とみられ,庭園にも植えられるヒノキ科の常緑針葉樹です。
中国四川の広大な天然林の伐採された根から抽出した精油です。
αセドレン:13~29%、βセドレン:4~11%、ツヨプセン:18~39%、セドロール:10~40%を含む精油は中国で、化粧品、医学用途、異臭及び悪臭処理の環境保全品等に幅広く利用されています。
プレミアム吉野ひのき精油は一般的な水蒸気蒸留のひのき精油と異なり、減圧温熱循環式という方式で抽出した精油です。
吉野ひのき木部を使用し、芯材であれば、中心の赤い部分から抽出します。 ひのき木部を機械に投入し、釜内を減圧し加熱した水を循環させながら材に熱を与え抽出していきます。
ひのき製材を知り尽くした職人により抽出された精油は唯一無二の香りです。
能登半島に分布する能登ヒバは社寺用などの建築用材や伝統工芸品の輪島塗の木地などに使用されています。
優れた殺菌・抗菌作用、さらに抗真菌(カビ)、ダニに効果があると言われているヒノキチオールという成分が多く含まれます。
四万十流域のクリーンな環境で太陽から光を浴び、周りの空気をいっぱいに吸い、肥沃な土から養分・水分を吸い上げて何十年もの期間をかけて育ったヒノキの葉から抽出した精油は一般的な樹木から採取するものとは違い、僅かしか取れないため希少価値が高く、芳香性に富んだ油になっています。
その他、お探しの原料、資材等あればお問い合わせください。
弊社では、精油だけでなく用途に応じた原材料バルクの注文にも対応しております。
ラインナップ以外の商品の取り扱っておりますので、お気軽にご相談ください。